教育制度

1.新任職員オリエンテーション

前年度の10月2日以降に採用された職員を含め、新規に採用された職員を対象に法人本部のある中野地区および清瀬地区で行います。
法人の基本理念はもちろんのこと、創立者の手がけてきた事業や行いをきちんと理解し、継承できるようお話しします。また各事業所で慈生会の職員としてふさわしい働きができるよう就業規則を基にお話しします。午前中の講義の後は昼食をはさみ中野地区の施設見学。その後バスで移動し清瀬地区の見学を行います。
4月2日以降採用の職員については10月の初めに同様の内容でオリエンテーションを行います。

2.新任職員研修会

新任職員オリエンテーション参加者を対象に6月に開催。特に新卒で採用された職員にとっては疲れも出てくる頃です。心のリフレッシュも含め、聖書などを引用してカトリックの精神に触れ、慈生会の職員としてより成長することができるよう学びます。

3.キリストの心に触れる(PARTⅠ・PARTⅡ)

那須にある聖ヨゼフ山の家(ベタニア修道女会)を利用し1泊2日で行います。
PARTⅠでは慈生会と同じ創立者であるベタニア修道女会のシスターの協力をいただき、聖書の話や創立者の話を基に法人の理念を深めていきます。
PARTⅡではカトリック教会の司祭の協力で聖書の話を中心にキリストがどのように人々とかかわり、教えていたのかを感じることにより慈生会の職員としての働き方や人とのかかわり方を再認識します。
那須の大自然の恵みの中で、法人内の異業種・異職種の仲間とともに寝食を共にし、仕事の中での情報やそれぞれの気持ちを分かち合うことにより、心をより豊かにし、これからの仕事に対する姿勢に磨きをかけます。

4.中堅の心構え研修

採用後3~5年程度を目安にし、各職場での指導的立場にある職員を対象に行います。聖書や経験豊かな司祭の話を基にしながら日ごろ仕事の中で抱えている問題などと照らし合わせながら、解決に向けての心のテクニックを学びます。

5.法人幹部職員研修

法人の理事や監事に加え、各施設の長および管理者などを対象に那須にある聖ヨゼフ山の家(ベタニア修道女会)を利用し1泊2日で行います。
法人を運営する立場、また各施設を代表するものとして法人の掲げるミッションやヴィジョンを再確認するとともに、聖書に触れながらカトリックの理念をより一層深め、創立者の興した事業がその遺志を絶やすことなく継承していくことができるよう心の一致を図ります。