多職種ケースカンファレンスに参加しました
2026年8月17日
地域で暮らす方々の「その人らしい生活」を支えるため、訪問看護・訪問マッサージ・
ケアマネジャー・地域包括支援センターの多職種で、ケースメソッドによる学び合いを行いました。
今回の題材は、病院で在宅復帰を望んだ患者さんと家族が、組織の流れの中で選択肢を失っていく
ケースでした。支援者が孤立してしまう背景には、医療・介護・家族それぞれの立場による「正しさ」
の違いがあり、価値観のずれがすれ違いを生むことがあると気づかされました。
病院は安全と効率を優先し、家族は「家」という人生の象徴を守りたいと願い、本人はどこで誰と
過ごしたいかを大切にし、支援者は意思決定を支えたいと考えています。
どれも間違いではなく、ただ見ている景色が違うだけです。
ケースメソッドは「答えのない学び」です。心がざわつくのは、自分の価値観と異なるものに触れた
証拠であり、支援観がアップデートされる前兆でもあります。
多職種で率直に語り合うことで、地域で暮らす方々の選択を支える視点が広がりました。
地域包括支援センターは、病院・在宅・家族・地域資源をつなぐ役割を担っています。
今回の学びを日々の相談支援や連携に生かし、区民の皆さまが自分らしく暮らし続けられるよう、
これからも支援の質を高めていきます。
